-Road to THE FINALS- 滋賀レイクスターズ プレイオフ特設ブログ2013

VOICE OF LAKES #21-アラン・ウェストオーバーHC

VOICE OF LAKES、ならびに本ブログの最終回は、われらがアラン・ウェストオーバーHCの登場です!
シャッフル・オフェンス2年目のシーズン、故障者が続出する苦難の連続でした。
京都に敗れた結果を、どのように受け止め、来季へどうつなげていくか。
コーチのビジョンを、お伝えいたします。

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―プレイオフ京都戦を振り返ってください。
負けた、という結果には非常にがっかりしている。
レギュラーシーズンで4回も勝っている相手に、負けてしまったのだからね。
勝つチャンスはあった。
我々はベストのゲームができず、京都がよりよいゲームをした、ということだ。
できるだけの努力はしたのだが、総じて、決めるべきプレイを決められなかった。

―オフェンスリバウンド、それからインサイドを攻め切れなかったことが大きな要素としてあると思うのですが…。
確かに、マーカス・クザンにはオフェンスリバウンドをとられてしまった。
だが、ブギー(シェルトン・コルウェル)、ニチィ(ディオニシオ・ゴメス)がインサイドで得点してくれたし、リバウンドが獲れない試合でも勝ってきたからね。
インサイドのプレゼンスだけが勝敗の原因ではないと思う。
ほかにもたくさんの要素があるよ。
例えばフリースローもたくさん落としてしまったしね。

―今年は、故障者に苦しんだシーズンでした。
どうしようもないことではあるけど、これが今季、返す返すも残念だった。
口にするとどうしても言い訳になるが、怪我人が少なければ、西地区2位に入れる自信はあった。
特に大きかったのは、シンヤ(小川伸也)を失ったことだった。
レギュラーシーズンもそうだが、特にプレイオフで、経験のあるポイントガードであるシンヤを使えていたら、とつい思ってしまうね。
ただその分、ヨコ(横江豊)がステップアップしてくれた。
これは確実に、来季以降につながるだろう。

後半の3ヶ月、怪我人が多くて練習が満足にできなかったことが、悔やまれるよ。
シンヤを除く全員が揃って練習できたのも、プレイオフの直前までほとんどなかったからね。
レイ(・ニクソン)が8週間、ウェインも4週間、ニチィも最後に故障したし、ブギーは欠場こそ1ゲームだったが、慢性的な痛みを抱えていたので練習できない日も多くあった。
コーチとしては、プレイオフ、ファイナルズをにらんだ新しいプレイをチームに落とし込むことが充分にできず、コンディションをキープするのが精一杯だったことが辛かった。
来季、同じことが起こらないことを願う。

―来季に向けては。
とりあえずは全員、バスケットボールから離れる時間が必要だね。
少し落ち着いてから、今季のチームを再評価して、テコ入れが必要かどうかを考えるべきだ。
コーチする私としては、ほとんどの選手を残したいのが本音だ。
知っての通りシャッフル・オフェンスは熟成すればするほど進歩するシステムだし、このチームは本当に家族のようなグループ、いいチームになっているからね。
お互いがお互いを思いやり、支えあっている。
もちろん、力もある。
だが、もちろん諸般の事情から選手を入れ替える必要が出てくる可能性はある。フリーエージェントや、エクスパンションドラフトもあるし、いろんなことが起こりうるから、今の段階ではなんとも言えないね。

―チームとして、課題と感じているポイントはありますか?

ディフェンス、得点、リバウンド、アシスト…。
目指すスタイルから逆算して、際立った弱点があるわけではないんだ。
一つ一つの戦いをひもとけば、リバウンドを取れなかった試合もあるし、シュート成功率が悪かった試合もある、シャッフルをもう少し機能させればという試合もある。
どれ、ということではなく、バランスを見る中で全体的に少しずつ改善していければいいと思っている。
ただ、ディフェンスは確実によくなったね。

―ディフェンスの具体的な改善点とは…?

失点が地区2位(沖縄に次ぐ74.5失点)という事実が、それを示しているよ。
イージーショットを許すこと減ったと感じているし、何よりチームの意識が上がっているね。
選手個人のチームディフェンスに貢献しようという意識、努力、かけるエネルギー。
すべてが去年のチームよりも明らかに高かったと思う。

―シャッフル・オフェンスについては。
毎試合成長していく過程なので「何点」「何%」という評価はしづらいが、悪くなかったと感じているよ。
昨年よりは、もちろん改善し、プレイがスムーズになっているしね。
プレイオフ京都戦でも、シャッフル自体は機能していた。
シュートは決められなかったけどね。

―来季、どのような準備を進めていきますか。

選手に求めるのは、今の時期の充分な休養。
そして、チーム練習が始まるまでにしっかりフィットネスコンディションを上げてくることだね。
夏はフィットネスの配分が多いメニューから始めて、来季バージョンのシャッフルをやっていく。
新しい選手が多いようなら、一定期間基礎を教え込むことも必要だが、帰ってくる選手がほとんどなら、完成度を上げ、バリエーションを追加していく練習が中心になるだろう。

―なるほど。レイクスブースターは3年目のシーズンに期待を寄せています。メッセージを。
いつも言っているが、レイクスブースターの皆さんのすばらしいサポートや、チームに魂を捧げて応援してくれている姿には、本当に感動している。
皆さんと有明に行きたかったが、今季、残念ながらホームで負けてしまう悲しい結末となり、失望させてしまったことを、残念に思っている。
でも、この「がっかり感」は来季、チームを成長させるモチベーションになり、弾みになる。
来季も、
有明を目指す旅、
そこで優勝するための旅が始まる。
皆さんと会えるのを、心から楽しみにしているよ!

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選手とはまた一味違う悔しさをにじませたアランコーチ。
3月から4月にかけて9連勝をマークし、今季よりもはるかに故障者の少なかった昨季に比べ、今季終盤は日々の練習のやりくりから苦しみ、選手がそろわない中で試合への準備をしていくコーチングスタッフの苦労は、想像を絶するものでした。
2年契約のアランコーチは来季の続投が決まっています。
先日帰国したコーチ。
ワラ、シンヤが見送りました。



本ブログも今回が最終回となります。
悔しい結果に終わってしまいましたが、来季こそは、来季こそは、この場でレイクスの有明進出、そして優勝をお伝えしたいと思います!
すでにチームは、来季への準備を始めています。
来季も、変わらぬ応援をよろしくお願いします。
GO! GO! LAKES!!

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Posted by 滋賀レイクスターズat 2013年05月22日15:44Comments(0)VOICE OF LAKES

VOICE OF LAKES #20-坂井信介代表兼GM

VOICE OF LAKES 第20回は、坂井信介代表兼GMの登場です。
さらなる成長を誓った今シーズン、残念ながらファーストラウンドで敗退。
今季の戦いを代表はどう振り返り、来季へつなげるのかを語ります。

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―5年目となる今シーズンを振り返ってください。

大阪、沖縄、浜松・東三河に続く4つ目のチャンピオンチームとして横浜ビー・コルセアーズが初優勝しました。おめでとうございます。

レイクスは32勝20敗でレギュラーシーズン4位となり、3年連続のプレイオフホーム開催を行うことはできましたが、ファーストラウンドで敗退し、昨季を下回る結果になってしまいました。応援いただいた多くのブースター、スポンサーの皆様を落胆させる結果となってしまい、申し訳なく思っています。

「レギュラーシーズン35勝、2位以内、プレイオフは有明ファイナル進出」を目標に掲げたシーズンでしたが、結果が及ばなかったのは残念です。前半、5連敗しましたが、そこから建て直し、後半は2月の京都戦まで好調でしたが、その後のけが人続出が痛かった。
プレイオフでは小川伸也を除く全員が帰ってきましたが、今考えるとチームはベストコンディションとはいえませんでしたね。
5年目で過去に無かったレベルでの複数での怪我人が連鎖的に続出して、そのうちのほとんどが試合中のアクシデントでした。もちろん必要とされる予防やリハビリの対策はとってきたつもりですが、こういうシーズンもあるのだと実感させられました。
ただ、過去2回優勝歴のある浜松・東三河が西地区に移籍したシーズン。
その中で強豪の京都、浜松・東三河、大阪より上位の4位を確保したチームの頑張りは評価したいと思います。


3年連続でホーム開催を実現したプレイオフ。今季もたくさんの来場者で盛り上がった


―来季は、さらに厳しい戦いが予想されます。

その通りです。
今季、不調だった浜松・東三河、大阪、そして5位だった京都も再起してくるでしょう。今季上位の沖縄、福岡、島根も加えて6位以内も簡単ではないさらに厳しいシーズンになるでしょう。

アラン・ウェストオーバーヘッドコーチ(HC)と、根間洋一アシスタントコーチ(AC)の体制は、来季が3年目。集大成のシーズンとしての成功を目指します。
これから、両コーチと共に編成作業に入りますが、HCのスタイルが更に具現化できるようなチームを目指して現有戦力に+αの新戦力を加えた新チームになるように慎重に編成作業を進めます。編成面では、怪我人が発生してもチームが勝率を維持できるようなバランス配慮も必要と考えています。 また、チーム管理面の見直しとして、怪我予防策や発生時の対処策、遠征時などの宿泊基準なども考え直していきます。 限定的な予算の中でどこまでチーム運営環境を充実させられるか? 想定外のケースが発生した際にどのように対処していけるか? 着実にチーム運営の総合力を増して強味にしていきたいです。

ちなみにプロスポーツで資金力が重要なのは言うまでもありませんが、創設8年が過ぎたbjリーグでもチーム予算の大きなチームが上位になる傾向が年々強まりつつあります。
レイクスもチーム予算を年々増やしてきていますが、まだ西地区の強豪チームの中では平均より若干下回っている現状があります。これを、段階的に拡大してトップレベルと肩を並べられるようにしていきたい。

親会社などの財務基盤を持たず、地域内でファンやスポンサーからの収入だけで収支をとり活動しているレイクスが、他の西地区強豪チームと戦っていくのは大きなチャレンジです。しかし、ゼロベースの草の根スタートからbjリーグトップの377社というスポンサー数と年間約5万人強の動員数は、純粋なプロチームとして今後も大きく発展する要素や支持基盤を持ち始めていると言えます。
地域支援を拡大していけば、いずれリーグトップレベルのチーム予算を持つことも可能かと考えていますので、引き続き多くの個人や法人、団体に応援してもらえるように運営努力していきます。

来季の編成での大きな懸念事項は、最近の急激な円安です。為替レートは昨年同時期より25%以上の円安となる為、昨年と同程度の外国人選手用ドル予算を確保する場合、実質のチーム予算はこれまで適正と考えていた水準を超過してしまいます。これは全チームが直面する問題であり、そこへの対応策の成否が新チーム編成や来季シーズンへの成果に影響が出てくると予想します。
単体収支で独立運営しているレイクスは黒字決算の継続が必須事項であり、チーム予算は運営会社収支内での適正額に収める必要があるので、今回の円安は悩ましい問題となっていますが、逆に好機と捉えて最大限の工夫・努力をしていきます。

―そもそもチーム編成とは、今どのように決めているのでしょう。

予算の総額設定自体は、運営会社が次年度の会社予算を作成する過程で設定します。決定した予算を代表兼GMである私とHC、AC、そしてアシスタントGMからなる編成会議によって決めていきます。6月中に日本人既存選手の契約更改を終え、FAやドラフトなどで新規獲得を行います。 外国人選手は既に既存選手も含めてリストアップ中、6-7月にはアメリカのキャンプやトライアウトの視察をしつつ、8下旬~9月初旬までに4名を決めるというのが大まかな予定です。

―編成はコーチ陣と会社側の代表との共同作業ということですね。野球、サッカーなどのプロスポーツでは、専任のGMが一般的になってきていますが…。

そうですね。 将来的には、専任に近いGM職の人材が編成やチーム管理の責任を持つべきだと思っています。
ただし、現時点では、運営会社の代表である私がGMを兼務しながら、コーチ陣と編成共同作業にあたるほうが、バランスが良い判断が適時できると考えています。
しかし、近い将来、3年から5年以内にはGM職を置きたいと思っています。

―運営面を振り返ってください。
スポンサー数が昨季の337社から377社に増えて、プレシーズン含めて52,835人の動員。プレイオフをホーム開催できたことで、収支トントンに近いレベルではありますが、3期連続の黒字を達成できそうです。

ただし、レギュラーシーズンだけの収支は今期も赤字ベースでした。つまり5位以下になってホーム開催を逃すと赤字決算となり、資金繰りと共に翌年の予算縮小の必要性に迫られるという、まだまだ不安定な状態です。また、当初2シーズンの累積赤字1億円強も残っています。
プロ球団の運営は通常の営利会社と同じです。 安定して発展するには、やはり基本の活動であるレギュラーシーズンのみで然るべく利益を出した上で翌年に必要な予算を拡大していくという体制にならないといけませんが、レイクスはまだ、あるべき状態に向けてアプローチしている段階です。

今後も魅力的なチーム作り、地域イベントへの積極参加、ゲーム興行の充実化を図りながら、スポンサー営業とチケットセールスの拡大、そして現在、所属生徒がバスケットボール195人、チア230人と成長してきた両スクール事業の更なる拡大に取り組んでいきます。

―収益性を向上させる為に、運営コストを圧縮させる方法はないのでしょうか?

運営コストは額の大きい順番に①チーム予算、②興行原価、③運営会社のコストです。
最大原価であるチーム予算は前述の通り、現予算を最低でも維持、できれば拡大していきたい。縮小しながらも効率的な編成で上位を目指すという選択肢もあるが、これは現在のbjリーグにおいては、競技力が低下して運営会社収支に悪影響を与えるリスクの方が大きいです。
3番目の運営会社のコストとは、主にスタッフの人件費です。現在10名+αのスタッフですが、チーム運営に関わる多くの業務をこなす為、年間通して激務体制となっており増員したいぐらいの状態です。作業の効率化は常に計るべきですが、こちらもチーム予算と同様、維持、拡大を目指すべきで縮小すべきではありません。

2番目の興行原価が現在、レイクス運営の中での悩みの種です。レイクスが行う年間26-30試合の興行原価はbjリーグ内では都市部のチーム並のトップクラスとなってしまっています。設営で提携している各協力業者や音響や照明業者などには創設期から安価に協力をいただいているのですが、会場使用に関わるコストが興行原価を押し上げています。
実は会場毎の使用料自体が高いというよりも、設備面が興行に対応していない為に追加コストが発生しているのです。大部分の会場では、1F席の設備が無い為に仮設スタンドの設置コストが発生しています。協力業者には安く対応いただいているものの、多くの部材の運搬や設置、撤収の専門人員が必要な作業であり、コスト圧縮には限界があります。逆に言えば、興行において追加コストが多額になる設備の会場でも、使用料が高く設定されている。利用者側のリスクが大きい会場が多いのです。

ただし、最近では複数の市立系の会場が使用料の設定に柔軟性を持たせようと、努力・協力をいただいています。また、今季からは守山、草津会場で、これまで来場者からの要望が強かった土足入場に対応いただいたりと、来場者満足度につながる協力をいただけるケースも出てきているので、今後の各会場の更なるご協力に期待していきたいです。

ちなみにチームの通常練習場は創設時より3-4箇所の体育館を利用してきていますが、こちらの使用料も年間にすると相当な額になっています。ウエイトトレーニングを行うジム使用料もそうです。他チームの状況を見ると、周囲に協力を得て、練習場は無料に近い形で使用できているチームが多くて羨ましいです。

滋賀でも唯一のプロチームであるレイクスの安定運営や競技力向上の為に、是非、各会場や管理者、行政からの協力を今よりも上のレベルで得ていきたいです。そのために我々としては、レイクスの地域における存在価値を高め理解を求め続けていきます。

―公益財団法人「滋賀レイクスターズ」ならびにスポーツ基金「レイクス・スポーツファンド」の活動状況を教えてください。
2012年8月に設立し、個人138名、法人81社の皆様のご協力をいただき、3月に第一期を終えました。おかげさまで我孫子智美(女子棒高跳び)、森本真敏(デフ・ハンマー投げ)、安原綾菜(女子フィギュアスケート)の所属3選手への活動支援、「レイクス・スポーツファンド」2回目となる33件の助成を行うことができました。 『レイクス・マガジン』の発行も財団法人事業に移行して5万部発行の上で県内9割以上の小中高大学や協賛企業店舗などで配布しています。

これに加え、文部科学省事業である『地域スポーツとトップスポーツの好循環プロジェクト』の受託が決定しました。詳細を近日発表しますが、地域のクラブが、トップアスリート等による巡回指導、地域の課題解決に向けた取り組みの推進、小学校体育活動コーディネーターの派遣を行うプロジェクトです。同プロジェクトに、レイクスの選手、スポーツファンド所属選手、レイクスチアリーダーズや、これまでスポーツファンドで助成した各競技の選手、チームなどがあたります。財団2期目のステップアップ活動として、しっかりと取り組んでいきたいと思います。



―昨季から打ち出している長期プロジェクトの「アリーナ構想」については。

昨季より段階的に進んできています。いくつかの自治体で体育館の新設の構想があり、それに合わせる形で協議、意見交換が進んでいます。
我々としては、レイクスの試合を始めとした4000-5000人規模の各種スポーツ興行、そして音楽イベント、会議・展示会などのコンベンション用途に耐えうる多目的設計にすること、そして我々が施設管理に深くかかわり、レイクスホームゲーム以外の興行誘致や、場合によっては主催をしたいと考えており、協議を始めています。
5年後のシーズン、レイクス10周年の2017-18シーズンにbjリーグのオールスターゲームを誘致して新アリーナのこけら落としイベントにできたら最高ですね。


興行仕様のひとつのモデルケースであるゼビオアリーナ仙台(上:外観、下:試合風景)

©SENDAI 89ERS/bj-league


―改めて、来季への意気込みを。

ブースター、スポンサーの皆様、関係者の皆様、まだ果たせない有明ファイナル進出へ向けてしっかり準備し、アランHC体制3年目となる来季にこれまで培ってきたレイクスの総合能力を開花させられるように努力していきます。

また、ホームゲーム興行の更なるクオリティー向上、チームの地域社会での存在価値の向上に努力の上、収益性を向上して、運営基盤が強固になるようにアプローチします。
また、公益財団法人の活動であるレイクス・スポーツファンドを地域に浸透させ、新たに取り組む好循環プロジェクトなどの活動を通じて、行政・学校に頼らないスポーツ振興や、地域アスリート支援体制を構築していく1年にもしたいと思っています。
今後とも、滋賀レイクスターズへの応援と支援を、よろしくお願いいたします。
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優勝を狙うチームとしてのレイクスと、総合型スポーツクラブとしてのレイクス。
その2つの顔が、より明確になってきた今シーズンでした。
課題をひとつひとつクリアしながら、これからも前進してまいります。

次回はいよいよ最終回。
アラン・ウェストオーバーHCの登場です!

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Posted by 滋賀レイクスターズat 2013年05月21日19:01Comments(0)VOICE OF LAKES

VOICE OF LAKES #19-藤原隆充

VOICE OF LAKES第19回。
ミスター・レイクス、藤原隆充選手の登場です。
プレイオフ、何が起こってしまったのか。
その答えは、どこにあるのか。
第1戦、左足の怪我を押して出場し、今も松葉杖とギプスでの生活をしているワラに聞きました。
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―左足の怪我の具合はいかがですか?
6月の頭に、ギプスが外れる予定です。
いま半分が過ぎたところですが、松葉杖生活に飽きてきました…(笑)
思い切り動けるようになるのは、8月以降ですね。
来季の開幕に照準を合わせて、リハビリ、トレーニングと段階を追って状態を上げていきます。

―プレイオフ京都戦、何が起こったのでしょう。

難しかった。
ひたすら、難しい戦いでした。
もちろん、みんな全力でやろうとしてるんですよ。
やろうとしてるのに、でも、かみ合ってはいなかった。
ディフェンスがどうとか、得点のとり方がどうとかもあるんですけど、それ以前にとにかくチグハグだった。


―どのあたりに、そのかみ合わない感じが出てしまったのでしょうか。
コート内、チーム全体に出てしまいました。
試合はプレイオフです。
「プレイオフだろ!?勝つんでしょう!?テンション上げていくとこじゃないの!?」という試合なんです。
みんなそれは、もちろん頭では理解している。
でも、なぜか、テンションとか、ケミストリーとか、そういうものがいつものレベルまでガチッと上がっていかない。
いちばんケミストリーが必要なときに、ケミストリーを生めなかった。


―小川選手を除く全員が戻ってきたのですが…。

実はそこに、落とし穴があった気もしているんです。
レイ(・ニクソン)が帰ってきたのが2ヶ月ぶり。
練習も、足の具合を見ながらだったし、元通りに動けているとは言い難かった。
でも、みんな、帰ってきたレイに希望、もっと言うと願望に近いものをかけてしまった。
例えばシュートも、ほとんど決まらなかったけど、打ったときは「決めてくれる、入ってくれ、お願いします!」という心境に近かったんじゃないかな。
レイは、そういう期待を抱かせる選手ですからね。
レイ本人も、苦しかったと思います。
パフォーマンスが戻らない中で、でもコートに立っている。
そういう状況の中で、メンバー全員が揃っていた時と同じ戦い方をしようとしてしまったのかな、もしかしたらそこに無理があったのかな、という気もしています。

―レイが不在の間、勝ち越していた(6勝5敗)とはいえ、苦しい戦いでした。

確かにあの間も苦しかったですよ。
でも、その踏ん張ってた時の戦い方をキープしていたほうが、無理がなかったかもしれない。
レイが復帰して、せめてもう少し時間があれば、だいぶ違ったと思いますけど…。
でも、不完全とはいえ、揃ったんですよね。
そこに安堵感があったのか、なんなのか…。
とにかく、レギュラーシーズンと同じテンションで入ってしまったかもしれない、と思います。

―永遠の課題ですよね。平常心でいくのか、テンションを上げて臨むのか。

もちろん平常心でいつものプレイをすべきなんですよ。
そこに対する、アプローチの問題です。
プレイオフは、いつものようにアプローチすれば平常心でプレイできるのかというと、そこが違う。
それは無理なんです。
レギュラーシーズンは、どうやっても明日がある中での戦い。
負けても明日があるし、勝っても負けても切り替えて明日に向かうべきなんです。
でもプレイオフは、負けたらどうやっても後がない。
後がないから「勝つ、勝ちたい」という気持ちが、良くも悪くもいつもより増してしまうし、その意味で興奮せざるを得ない。
興奮しないですむ選手なんて、ほんの一握りですよ。
そこをどう、落ち着いていつものプレイができるメンタルレベルに落としていくのか。
いつも通りのプレイをするために、一旦上がるものを下げるというプロセスが必要なんです。
でも、チームとしてはそうはならなかった。
どこかズレていたし、かみ合わなかった。
そこへ追い討ちをかけるように、京都が迷いなくエネルギッシュにきた。
タフショットもフリースローもよく決められて、面食らった感じもありました。
だから、ヨコに代わってポイントガードに入った時間帯では「フォーメーションをやり切れ、焦るな。落ち着け」というコールをずっとしていた。
でも、一旦この流れができてしまうと、ひっくり返すのは難しい。
ならば、ディフェンスからその流れを持っていきたかったけど、いつもならやられないところからやられた。

―ワラ選手自身は、初戦で、まさかの怪我をしてしまいました。翌日の試合に臨むまで、どんな心境だったんですか?

レギュラーシーズンなら、絶対に次の日にはプレイしないレベルの怪我です。
でも、プレイオフですから。
「そりゃ~、やるでしょ」という感覚です。
でもまあ、もし勝ち進んだら次はどうするんだ、と思うと、それは悩みましたよ。
石さん(石坂美彦トレーナー)とは、「ま、注射打ってやるしかないでしょー」とは言ってましたけど。

―振り返ってみれば、シーズンただ一人の全試合出場。決して意図したものではないでしょうが、結果としては、「ちょっと無理して」という美学を貫き通してしまいましたね。
あ、本当だ(苦笑)
でも、やっぱりそういう「状況」なんですよ、プレイオフは。
たまたま、ああなったのが僕だっただけでね。
ほかの選手が怪我をしても、ある程度の無理をするでしょうから。

―なるほど…。敗戦後の涙の理由はそういった思いが去来していたのでしょうか。

あの瞬間は、訳も分からず涙が止まらなかったんです。
が、今思い起こすと、初めてホームのプレイオフで負けてしまったということ、だから駆けつけてくださったブースターの皆さんに申し訳なかったということもあったと思うんですけど、それに加えて、1シーズン分の「苦しかったんだろう、悔しかったんだろう」があり、そして、やっぱり「勝ちたかったんだろうな」と、あの時の自分に対して、思います。

―今シーズンは、本当に怪我人の多い、苦しみぬいたシーズンでしたね。
レイクスに来てからも、新潟時代を含めて考えても、これだけ苦しかったシーズンはちょっと記憶にありません。
誰かが帰ってきたと思ったらまた別の誰かが抜ける、時には一気に2人抜ける。
そもそも、あれだけ好調だったシンヤを手術で失っていますからね。
みんなが揃った練習も、後半戦は満足にできなかった。
「試合中の怪我ばかりだから不可抗力」と片付けてはいけません。
来季に向けては、それであれば「チームとしてどう対策をとるのか」、とか「どうやって怪我を予防するのか」とか、そういう風に課題として捕らえて、つぶせる問題が見つかれば、つぶしていかないといけないと感じています。

―しかし、いい副産物もありました。横江選手の成長です。
それはそうですね。
ただ、ヨコ(横江豊)のポテンシャルからすればまだまだですし、課題が浮き彫りになったシーズンでもあるでしょう。
ひとつひとつを見ていれば「コラ!今、そこは(ドライブで)突っ込んでいくトコちゃうやろー!」と言いたくなるプレイがあったりする。
プレイオフはヨコにとって苦い経験だったと思います。
でも、シンヤも言っていたと思いますが、僕ら2人があれこれ言って、答えを教えちゃダメなんです。
自分で考えて、悩んで、自分で答えを出さないと。
人に言われたとおりやってるだけだと、失敗した時に、いえ、たとえ成功したとしても後悔と迷いが残るだけです。
彼は自分で悩んで、答えを出した。
足りないものがあったとしても、今の彼にできることはやったと思います。
それで出たのがこの結果。
結果を受け止めて、また前に進めばいいんです。
ヨコだけじゃなく、日本人選手全員にとって、この苦しいシーズンはいい経験になったと思います。

―これでレイクスに来て、節目ともいえる5シーズンが終わりました。その意味では、どんな心境ですか?

僕は、この滋賀という街にポテンシャル(潜在能力)があると信じています。
それだけに「まだまだいけるはず」という思いはあります。
僕らチームが有明にいく結果が出せていませんし、それ以外の部分でも、もっともっとバスケットボールに熱狂する街づくりができるはずだと。
僕ら選手にできるのは、
いいパフォーマンスをして、
魅力ある人間になって、
地域の皆さんが喜ぶ結果を出すこと。
そこに感動があり、夢があれば、
皆さんからのサポートが増えていくはずです。

そのサポートは、会場で応援してくださるブースターさんが増えていくことだったり、共感した企業さんがスポンサーになっていただくことであったり、いろいろな形で現れていくはずだと思います。
少なくとも僕は、そういう環境を作りたくて、やっています。

―単に優勝を目指す、ということだけではなく…。

…ないですね。
少なくとも「優勝できればそれでいい」ということではありません。
僕自身がどんな環境でプレイしたいかを考えて、そのためにできることをやっているつもりです。
たくさんの人に心から応援してもらって、
その人たちのために勝つ。
それが最高だと思いますから。

------------------------------------------------------------------------------------------------------
レイクスを初年度から支え続けるワラ。
チームへの思い、またそれとは少し違うところから出る滋賀への思い、レイクスへの思いがあふれるインタビューとなりました。
初戦の怪我から力強く立ち上がり、チームを鼓舞し、コートを駆け回った姿はまさに「闘将」そのもの。
また、この怪我を治して、暴れまわる姿を見たいですね。
ワラから皆様へのご挨拶がありますので、ご覧ください。

さあ、当ブログもあと2回を残すのみとなりました。
次回VOICE OF LAKESは、坂井信介代表兼GMの登場です。

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Posted by 滋賀レイクスターズat 2013年05月20日16:54Comments(0)VOICE OF LAKES

VOICE OF LAKES #18-横江豊

VOICE OF LAKES第18回。
今回はヨコ、横江豊選手の登場です。
小川伸也の離脱以降、先発ポイントガードとしての役割を担ったヨコ。
悩みも深かったレギュラーシーズンに続いて臨んだプレイオフを振りかえってもらいました。

------------------------------------------------------------------------------------------------------
―プレイオフ京都戦、辛い敗戦でした。
ひとつのミス、小さなプレイで主導権をとられました。
初戦は、本当に最後のところでやられた試合だったんですが、2戦目は京都の勢いに呑まれてしまって負けた感じがします。レギュラーシーズン、京都には4勝2敗だったこともあって、「追いつけるだろう、追いつけるだろう」と信じて戦っていたんですが、そうはならなかった。
2戦目は、とにかくオフェンスにせよ、ディフェンスにせよ、リズムが悪かった。
京都が何をやってくるかは、ちゃんとスカウティングできていたんですが…。


―誤算があるとすれば?

片岡(大晴)さんのところですね。
ガード陣で言えば、瀬戸山(京介)さん、(村上)直さんのところは、ほぼイメージ通りで、想定以上のことはやられていません。
片岡さんも何をやってくるかはわかっていたはずでした。
でも、予想以上にドライブやパス、ポストアップ効果的に使われて、起点になってきた。
そこに対して対応しきれなかったんです。
そして、ディフェンスやルーズボール、もっと言えば声。
そういう数字に出ないところでも、片岡さんにはやられました。

―攻撃面では、得意のシュートも落としてしまいました。シュートを初戦は7本、2戦目6本打って、成功はいずれも1本のみ。フリースローもいつもは80%の成功率なのに、50%にとどまりました。

試合には、普段どおりやろうと心がけて入っていったつもりでした。
でもあれだけシュートが入らない、フリースローも落とす…。
今思えば、どこかしら緊張感、重圧があったんだと思います。
ビッグゲームだ、プレイオフだ、そんな感情の昂ぶりが、無意識のうちに、どこかににあったんじゃないかと。

―京都戦では小川選手を除く全員が帰ってきたわけですが、誰かが故障したり、はたまた誰かが復帰したりと、めまぐるしくメンバーが入れ替わる中で、難しさはなかったですか?

シンヤ(小川伸也)さんを除けば、レイ(・ニクソン)が抜けた影響が大きかったんですよね。
そこにニチィ(ディオニシオ・ゴメス)が入って、レイがいた4番(パワーフォワード)のアウトサイドからの得点、という選択肢が消えた。
そうなると2番(シューティングガード)、3番(スモールフォワード)に3Pが偏る。
するとどうしても2番のウェイン(・アーノルド)にマークが集中する、という状況が続いていました。
相手は守りやすくなったと思うんですよ。
プレイオフではレイが帰ってきましたが、まだ本調子ではありませんでした。
ポイントガードを含めてシューターが4枚いるというところからくる、レイクスのアウトサイドゲームの強みを発揮することができませんでしたね。

―なるほど。以前、「これでいくと決めた」と言っていたスタイルについては。

終盤戦からプレイオフまで貫き通しましたし、来季以降もこれでいこうと思います。
マイナーチェンジはあると思いますが、基本的には自分も得点しながら、パスやアシストを生み出していくスタイルです。プレイオフでは先ほどもいったようにシュートが決まりませんでしたから、そういうときにどう打開するのか、という課題はあります。
ただ、やはり、パスだけ、もしくはシュートだけが一流になったとしても、選手としては一流になれないと痛感しました。
単純に言うと、パスだけでは引いて守られれば終わりで、怖さがない。
やるからには、一流になりたいですから。

―そのほか、今の課題と思っているところは?

ディフェンスでいくつかありますね。
まずは1on1で抜かれないこと。
今季の経験を活かして、間合いをもっとうまく取る。
そして、ピック&ロールのディフェンスの重要性を痛感しているので、ここをもっとうまくなりたい。
相手のスクリーンにかからないように、ファイトオーバー(ディフェンダーがスクリーンをすり抜けて、フリーになろうとするマークマンを追うプレイ)なのか、アンダー(ディフェンダーがスクリーナーの後ろを通ってマークマンを追いかける)なのかという選択やその精度、そこにいたるまでの連携、そのための味方とのコミュニケーションとか、そういったことですね。


―オフはどう過ごしますか?

完全なオフは2週間と決めています。
今はその期間中なので体を休めていますが、来週からボチボチ体を動かし始めます。
これまでの経験上、オフは2週間が「限界」なんです。
2週間なら、ちょっと練習を再開すると数日で筋力が戻ってくるんですが、3週間、1カ月と休むと、どれだけかかるかわからない。
練習としては、まずドリブルなどのファンダメンタルドリル(基礎練習)をやり直します。
あとはワラさん(藤原隆充)が「ディフェンス(の練習)をやろう」と言ってくださってるので、それをきっちりこなしていきたいですね。

―やることが多いですね。

今より、着実に成長しないといけませんから。
今季は、シンヤさんが怪我をしてしまったことで、自分にチャンスが来て、あれだけの時間、試合に出るという貴重な経験をさせてもらえた。決して納得いく結果ではなかったですし、来季シンヤさんが復帰したら、今季終盤のように30分以上も試合に出ることは考えにくいです。
プレイタイムが短くなるかもしれない中で、確実に結果を出さないといけない。


―なるほど。ブースターの皆さんへメッセージを。

1年間、熱いブーストをありがとうございました!
今季になって、声援をいただけることもすごく増えましたし、個人的に「がんばって」と声をかけてくださる方も増えて、本当に嬉しい限りでした。
これからも、がんばっていきます!
------------------------------------------------------------------------------------------------------
今年、プレイタイムのないところから控えPG、先発PGへと著しい成長を見せたヨコでしたが、まだまだ物足りないと感じているようです。
その貪欲さこそが、彼の成長のエネルギーとなるはず。
ヨコがこれからどんな成長を見せ、「一流」への道を歩むのか、楽しみですね!

次回、日本人選手振り返りファイナルは、もちろんあの男、ワラの登場です!

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Posted by 滋賀レイクスターズat 2013年05月17日11:02Comments(0)VOICE OF LAKES

VOICE OF LAKES #17-小川伸也

VOICE OF LAKES第17回。
今回は、ついに、小川伸也キャプテンの登場です。
ここに登場する誰もが語っているように、キャプテンであり、先発ポイントガードであるシンヤの離脱がレイクスに与えた打撃は、計り知れませんでした。
3P成功率をぐっと上げ、オールスターゲームにも出場し、順風満帆のシーズンを送っていた矢先の怪我、そして手術。
悔しさ、もどかしさ、脱力感、無力感。
いろんな感情に襲われたであろう今シーズンを、振り返ってももらいました。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
―プレイオフは、つらい敗戦になってしまいました。
これについては、結果がすべてです。
今までのプレイオフで、一番悔しかった。


―ベンチで一緒に戦っていました。

でも、ベンチにいて僕にできることなんてなかったですよ。
声を出して応援するだけ。
最初ね、怪我した当初は、アドバイスをしようとはしてたんですよ。
でも、すぐに「簡単にできることじゃない」と痛感しました。
例えば、プレイしていたら、交代する選手に対して「マッチアップする選手がこれを狙ってきてる、こう守りにくる」っていうのは伝えられます。
でも、外から見ているだけでは、その感覚がわからない。
厳しいチェックにきているように見えても、選手がそう感じてないときもあるし、その逆もある。
一概には言えないんですよね。

僕にできるのは、準備だけでした。
練習で、同じポジションの選手、ヨコ(横江豊)、シゲ(伊戸重樹)に、経験をもとに、相手の守り方の傾向を伝えて、その対策としてのシュートパターンの反復練習をさせたりしました。
試合中で言えばごくたまに、ワラさん(藤原隆充)から「どう思う?」「どうしたらいいかな?」と意見を求められた時に、思うことを伝えたくらいです。
それも、確信があるわけじゃないですしね。
だから割り切って、自分のできることだけを一生懸命やろうと思いました。

―なるほど。ここからは自身の今季を振り返ってもらえますか。序盤戦からとにかく3Pシュートの成功率が高かったですね。
3Pに関しては、技術面での向上があるんですよ。
もちろん企業秘密です!
…というほどのものでもないんですけどね。
シュートを打つ動作の中でひとつ、コツをつかんだんですよ。
一連の動作の中で、これができれば入る、できなければ入らない、という明確なモノサシができた。
ということは、入るバロメーターが分かっているから、それができるように準備すればいいですよね。
シュートを入れる、ということに対して、自分でコントロールできる範囲が増えたんですよ。
それまでは、その範囲が少なかった。
その日その日の「調子」に左右される部分が大きかったんですね。
入る時は、いい感覚がある。
悪い時は、その感覚を失っている。
その繰り返しだったんです。
トレーニングで、そのバロメーターを計った時期もありました。あるバランス系のトレーニングだったんですが、それをやって臨むと、すごくシュートが決まった試合があったんですよ。
でも、それが続くわけじゃないから、そのトレーニングをやってもダメな時は、また悩みますよね。
だけどいまは、確固たるものができたと感じています。
昨オフ、シューターの岡田(優)の移籍が決まってから、漠然と「得点面でのステップアップは必要だ」と感じてはいたんです。なので、NBAも含めていろんな選手のシュートフォームをとにかく見るところから始めました。
そこから、どうやってつかんでいったかは、本当に企業秘密です。

―今年は、すごく積極的に3Pを打っていた印象があります。

序盤戦を戦っていたころ、ウェインと2人で話す機会があって、「アグレッシブにシュートを打ってほしい」と言われたんですよ。もちろん昨季からコーチにはずっと言われていましたが、スコアラーであるウェインから言われたことは、また違うインパクトがあって、それまでよりももう一段、スコアを意識するようになりました。
ウェインは言葉数は少ないし、僕ともしょっちゅう言葉を交わすわけではないんですが、僕の心に響くことを言ってくれる。
ある意味では「メンター」(精神的指導者)のような存在でしたね。
そんなこともあって、1Q、3Qのオンザコート2の時間帯(日本人3人、外国人2人)には、コントロールよりスコアに比重を置いてプレイしていました。

―それがオールスター出場にもつながりました。

オールスターに出たのは、大きかったですね。
いろんな選手を見て、話して、自覚と責任感は確実に増しました。

―その直後に、あの悪夢のような怪我が襲いました。選手として技術的にも、精神的にも充実し、成長を実感していたシーズンだっただけに、余計悔しかったのでは。
それもないわけじゃないですけど、単純に「もうこのチームでバスケットボールができない」という感情の方が先にきました。すごくいいケミストリー(化学反応の意。チームワークの醸成を指す)ができていましたし、練習に行くのも、スクリメージで5on5をやるのも、楽しくてしかたなかった。
怪我自体は、プレイ中のことで、相手選手に乗られてしまった「事故」ですから、仕方ないし、手術せざるを得ない状況でした。
でも、結果としてプレイできなくなることに、不安はすごくありました。

―「もう元通りに治らないのでは」という不安ですか?

それもありますが、プレイできなくなることで「このチームで、自分の存在価値がなくなるんじゃないか」という恐怖感ですね。
先ほど言った寂しさもあります。
手術を決めたとき「精神的にしんどいだろうな」と想像はしていました。
でも、実際には、想像したよりも、はるかに辛かった。
退院して、練習に行って、チームメイトが練習しているのを見るのがまた、辛い。
入院していたときには諦めがついていたつもりが、実はまったく吹っ切れてないことに気づくんです。
で、退院後初めてのホームゲーム。
あれはたしか、彦根でしたか…。
選手入場後に、みんながウォームアップしている。
松葉杖で、シュートアラウンドのリバウンドにすら行けない自分。
ベンチに座って、周りをパーッと見回したあとに「何してるんだ、俺」と思ってしまう。
そんな感じでしたね。
その意味では、Jさん(波多野和也、現・島根)なんて、去年レイクスにいたときも含めて何度もひざやアキレス腱の怪我で長期欠場してますけど、そこから何度もよみがえってきて、すごいと思います。
今度同じような怪我をやって試合に出られない状況が長く続くなら、もうバスケをやめるかもしれない。
そう思うほどに、きつい経験でした。

―なるほど…。代わりを務めることになった横江選手には、どんなアドバイスをしてきたのですか。
ヨコに「こうした方がいい」という類のアドバイスをすることはほとんどなかったです。
これはあくまで僕の意見ですが、少なくとも現時点のヨコは、考えたプレイというよりは、「勢いと感性」が売りの選手です。だから彼のよさを生かすには、好きなように、ある意味では自分勝手にプレイさせる方が、彼のためにも、チームのためにもいいと思っていました。
それをカバーできるベテランが多いですしね。
もちろん、悩ませて、考えさせて成長させる、という考え方もひとつだし、いずれはそういう局面も来ると思います。
でも、少なくとも現時点で、勝つためには彼のあの感性や勢いが必要だった。
だからあれこれ言って考えさせることは、すべきじゃないと思ったんです。

―横江選手自身は、考えて、悩んでいたようですよ。
それくらいでちょうどいいと思います。
こちらから教えすぎて、悩みを与えるべきではないです。
頭でっかちになるだけだから。
だから、さっき言ったような準備だけはしてもらった。
ワラさんも、ヨコから相談されて、初めてアドバイスをしているはずです。
答えを教えるのが簡単だし、近道だという考え方もあると思うんですけど、僕の考え方は、それは逆に遠回りであって、自分が考えて、悩んで、試行錯誤していくのが最終的には近道だと思うんです。
少なくとも僕の立場の関わり方としては、それが正しいと思ったので、僕はそうしました。

―いろんな立場を味わった「天国と地獄」のシーズンだったんですね。
後半の地獄がすごかったですよ。
でも、このチームで本当によかった。
手術を決めたときも、そのあとも、このチームだったからよかったと実感しました。
2月の大分戦で怪我をして、そのあと2週間くらいで、手術が必要かも知れない状況だったのは分かっていたんです。
でも、軟骨がないままプレイしている選手もいるし、オフまで手術を引き伸ばす案もあった。
で、とりあえず高松戦(2/23)から復帰しました。
でも、もう痛みがひどいんです。
もう、ウォームアップのランニングをどう乗り切るのかとか、そういうレベルでした。
高松戦、まったく思うように動けない。
家に帰っても、ひざの曲げ伸ばしができなくて、右足だけで生活している。
痛み止めを飲んで、どうにかやっている。
それも、まったく効いてませんでしたが(笑)
そこまで追い込まれていました。

その後、最後に出場した長野戦のことを、今でもよく覚えています。
移動した金曜の夜、トレーナーの石坂(美彦)さんには「明日の様子をみて、ダメなら手術を受けます」と伝えました。
土曜日の試合、100点ゲームで勝ったんですが、はがれた軟骨がひざに引っかかってしまって、自分から交代しました。

試合後、ホテルで一人で悩みました。
どこかうすうす、「もうだめだ、終わりだ」と気づいていました。
それでも踏ん切りがつかずに悩んでいた。
あの夜のことは本当によく覚えています。
ホテルの従業員さんがすごくいい人で、ごはんがおいしかったことまでね。
一晩悩んだ末に日曜の試合前、石さん、トレーナーの谷(真斗)くん、そして、ワラさんに伝えました。
「手術を受けます」と。
もう、ほかに選択の余地がなかった。

そうしたら、そのワラさんがまさかのファウルトラブル。
僕が試合をつながなくてはいけなくなって、本当にギリギリの状態で3Qに出て、どうにかこうにかバトンを渡しました。
延長で勝った試合のあと、チームのみんなが大喜びしてる中「これで最後だ」と思って、下を向いていたんです。
そうしたらワラさんが「コートで待ってるからな」と声をかけてくれた。
不覚にもこみ上げてくるものがあって、こっそりロッカーから廊下に出たんです。
そこから、ジュンペイさん(仲摩純平)が来てくれた。
その時点で手術のことは話していなかったですけど、察してくれたんでしょう。
「辛いよな。気持ち分かるよ」と言ってくれた。
そこでまたこみ上げて、タオルをかぶってしまいました。
ほかの選手も、外国人選手もみんな、様子がおかしいことを察して、優しくしてくれました。
それがまた、辛くもあったんですが、本当にいいチームでした。

ウェインは僕が手術を決めたあと、フェイスブックにこんな投稿をしてくれたんです。
「It's amazing how much we can care about one person......」
(『このチームは、一人の人間(選手)に対してどれだけでもケアができる。それは、驚くべきほどに...』-ウェイン・アーノルド3月5日の投稿より)
ほかにも、たくさんの選手が僕の背番号『5』をシューズなどに書いてくれました。
辛いシーズンでしたが、すばらしいチームメイトに恵まれました。
だからこそ、この結果が残念ですし、繰り返しになりますが、もっとこのメンバーでバスケがしたかった。


―来季へ向け、ブースターのみなさんへのメッセージをお願いします。

今季、自分の怪我もあり、チームに貢献できないシーズンではありましたが、1年間応援をいただいて、ありがとうございました。
これをいい経験にして、自分の成長へとつなげなくてはいけません。
まだ来季のことはわかりませんが、まずは復帰に向けてリハビリを続けていきます。
来季も、レイクスへの応援をよろしくお願いいたします!
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
…シンヤの思いが、伝わりましたでしょうか。
選手にとって、何よりも辛いのは、怪我で試合に出られないこと。
チームを強く愛し、手ごたえも感じていただけに、残念な気持ちは、これまた計り知れないものがあったでしょう。
元気でコートに立つシンヤを、早く見たいですね!

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Posted by 滋賀レイクスターズat 2013年05月16日19:16Comments(0)VOICE OF LAKES

VOICE OF LAKES #16-寺下太基

VOICE OF LAKES、日本人選手による振り返りシリーズ第2回。
今回はテラ、寺下太基選手に聞きました。
プレイオフではスリーポイントを決めるなど随所に活躍を見せましたが、厳しい敗戦となりました。
これをどう受け止めて、次へ進んでいくのかを聞きました。
--------------------------------------------------------------------------------------
―つらい負けでしたが、プレイオフ京都戦を振り返ってください。
もうレギュラーシーズンで6回も戦っているし、そのほとんどが接戦。
お互い、何をしてくるかはわかっている…。
今回の京都戦は、そういう状況でした。
そこで臨む短期決戦。
となれば、勢いが上回った方が勝つんですね。
その意味では、京都に勢いで上回られてしまったのが、今回の敗因でした。

―その勢いを生んでしまったのは…?

要素としてはいくつかあるんですが、まずひとつ、京都がしつこく2点を狙うバスケットをしてきていたのに対して、こっちは3点を狙うスタイルで対抗してしまった、というのはありますね。
戦術面については大方、コーチの指示通りにやっているんですが、その中でもフリーになる局面、単純に言えばインサイドを攻めるか、アウトサイドを攻めるかのどちらかをコートの中の選手が選択する局面が数多くあるんです。
そしてそこで、レイクスはアウトサイド、スリーポイントを多く選択して、それを外してしまった。
これは特定の誰かの問題ではなく、僕を含めたチームの「感覚」の問題なんですよ。
今年、競った終盤の大事な局面では、フリーを作ってアウトサイドを狙って、決めて勝ってきたイメージの積み重ねがあります。
言ってみれば、そのイメージが導いた結果なんですよ。

シャッフル・オフェンスのプレイコールで突き詰めた末の3Pではなく、そういう形で3Pに偏って外してしまったことが、悔やまれます。
今思えば、もっとインサイドアタックを多くすべきだったかな、ブギー(シェルトン・コルウェル)、ニチィ(ディオニシオ・ゴメス)の2人をもっと使って、僕自身ももっとアタックすればよかったかな、と悔やんでいます。
両チームともディフェンスのいいチームですから、まず点差は簡単には開かない。
3Pはフリーでボールをもらったとしてもスッと打たないとすぐ寄せがくる。
いつしかみんな、3Pを打ち急いでしまっていたかなと思いますね。

―ディフェンス面では?

ここも悔やまれるポイントですね。
いつも通りのディフェンスができなかった。
ディフェンスリバウンドを気持ちよく取れなかったことで、そこからのリズムや、速攻が作り出せなかった。ディフェンスとリバウンド、そしてルーズボールへのアグレッシブさは、もっと徹底したかった。
52試合のルーティーンの中で、ほとんどの試合で心がけ、実行してきたことだっただけに、少し悔しい点ですね。

―故障者が出ていたことは影響していませんか?

それはあります。
レイがベンチスタートで2Qから出てくるというのは、レギュラーシーズンではほとんどなかったことなので、ローテーションもいつもと違っています。
ただ、それを言い出すとキリがない。
負けは負けです。
1シーズン無傷でいけるチームなんてないんですからね。
―なるほど。来季に向け、どんなオフを過ごしますか?
ずっと続けていることですが、まずは体作りです。
実は僕は、bjリーグでこの8年間、2年目の手首の骨折以外に大きな怪我はほとんどしていないんです。
6年丸ごと、試合に出られないレベルの怪我をしていないんですね。
試合中や練習中のアクシデントがないというラッキーもあるんですけど、怪我しない体を作ってきている、という自負はあるんです。
シーズンが終わったら、まず2週間何もせず体を休めます。
チーム練習が始まるまでは、徹底して個人練習をします。
1週間、ルーティーンを決めてウェイトトレーニング、ランニング、シューティングを基本に、徹底して追い込みます。
毎年、7月下旬からのチーム練習開始をすごく楽しみにしているんですが、それまでに徹底して52試合を戦える体を作る。
この個人練習の追い込みは、精神面のリフレッシュも兼ねているんです。
このやり方で、怪我なくやってこれた自信があるので、このオフもこれでいきます。
とはいえ、ジュンペイみたいにアメリカに行って練習したり、ゲームに参加したりするっていうのも、実はうらやましいんですけどね(笑)


―「心・技・体」のうちオフはまず体、ということですね。もし来季もレイクスでプレイすることになれば、来季どんな役割を?

そうなればまず、シャッフルの中で、2番(シューティングガード)、4番(パワーフォワード)のポジションをできるようになりたいと思います。
誰かが怪我をしても、そこにスッと入れるようにね。
今季は本業の3番(スモールフォワード)すら、シーズン半ばまでは(アラン・ウェストオーバー)コーチの信頼を得ているとはいい難い状況でしたから。
怪我人が一番多かったころは、ワラさん(藤原隆充)が4番をやっていた時期もあるくらいでした。
せめてその役割は自分が担えるようになりたいですね。
先ほども言いましたが、52試合無傷で戦えるチームなんてまずありません。
だからまず、自分がマルチな選手になりたい。
それが、かなりチームの助けになると思いますからね。

―なるほど…。ブースターの皆さんへメッセージを。

プレイオフで勝てなかったのは悔しいですが、選手と同じかそれ以上に、ブースターの皆さんは悔しかったはずです。でも、戦況が厳しくなっていく状況の中でも、あの野洲(市総合体育館)を歓声で包んでくれたことが、ありがたかった。
あと、シーズン通してありがたかったのは、今季、1Qにベンチから出るときに必ず皆さんが「テラ!」と呼んでくださることでしたね。
あれで、
「よっしゃ行くで」
とやる気のスイッチが入るんです。

もう、あれがないと、なんか気持ち悪いんじゃないかな(笑)

今季、いいときも悪いときもありましたけど、
一年間、変わらずチームを愛してくれて、本当にありがとうございました!
--------------------------------------------------------------------------------------
役割を見つけ、6thマンに徹してきたテラ。
1Q終盤から2Q前半、3Q終盤から4Q前半。
時にはリバウンドで、時にはインサイドに切れ込む得点で、何度も流れを持ってきてくれました。
目立たないプレイでチームを支えたテラの、今後の活躍に期待ですね。

次回は、今回初登場となります、キャプテン・小川伸也選手の登場です!
怪我のこと、手術のこと、出場できない間に抱えていた思い。
今だから言えるエピソードいっぱいでお送りいたします。

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VOICE OF LAKES #15-仲摩純平

VOICE OF LAKES、ここからは日本人選手に振り返ってもらいます。
まずはジュンペイ、仲摩純平選手の登場です。
プレイオフでは、初戦で9リバウンド5アシスト、第2戦に10得点するなど随所に活躍したジュンペイ。
しかし、その活躍も及ばずの敗戦。
どんな思いが去来しているのかを聞きました。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
―プレイオフを終えて、今率直にどんな気持ちですか。
まだ、あまり今の現実を受けとめることができていない、というのが正直なところです。
このチームはもっとやれたのに、という思いでいっぱいです。
悲しもうにも悲しめません。
どちらかというと、まだモヤモヤして、むしゃくしゃしている、という感じですね。

―その原因は。

両日とも4Qに、力を出し切れなかったことですね。
もともと京都に大差で勝てるとは思っていなかったですし、事実接戦で、我慢する展開になったんですが、両日とも4Qで差をつけられてしまいました。
ターンオーバーや、オフェンスリバウンドをとられたりといったミスが多く出ました。
それに対して、京都はリバウンドや、フリースローといった地味な部分を着実に決めてきた。
それが、特に第2戦はボディーブローのように効いてきましたね。

自分としては、攻撃のときにピック&ロールをもっと使えばよかったかなと感じています。
京都は、レイクスがインサイドのニチィ(ディオニシオ・ゴメス)、ブギー(シェルトン・コルウェル)にボールを入れるとすぐダブルチーム、というルールを徹底してやってきたのですが、ピック&ロールを使って、そのダブルチームをかわす、外すという形をもっと使えばよかった。
2試合通じてブギーが当たっていたから、特にそう思いますね。

―今季を振り返って、トータルではどんなシーズンでしたか?

今年は移籍初年度で、最初、生活のリズムを整えたり、そういった部分で苦労はありました。
シャッフル・オフェンスにしても、最初はやっぱりうまく行かなかったですし、本当の意味で(アラン・ウェストオーバー)コーチの信頼を得るのにも、時間がかかってしまったかなと感じています。
ただ、後半戦から徐々にリズムをつかむことができてきて、3月から5月にかけてはシステムの中でかなり自由度を持ってプレイできたので、手ごたえは感じています。

このチームは、非常にいい状況でやれていると思います。
誰しも選手は「勝つためにプレイする」と言うものですが、実際はそうでない、あるいはプレイがその言葉通りでない選手もたくさん見てきました。
でもレイクスの選手は、日本人も外国人も全員、そこに嘘がない。
それがあからさまに現れるのがディフェンスの決めごとの細かな動きであったり、シャッフルに欠かせないスクリーン。
全員ができることをやっていた。
もちろんできない時、やりきれない時はありますよ。
でも、最初からやろうとしない選手はいない。
だからこそ、この結果が悔しいんです。



―なるほど。来季へ向けては。

契約のことはまだなので、あくまで仮定の話になりますが、コーチが残ることは決まっています。
基本的には今季と同じシステムでやることになるでしょうから、来季もっとコーチの信頼を得ていけば、もっといいパフォーマンスが出せると思うので、それが楽しみですね。
ニチィと先日話をしたんですが「シャッフルは慣れが大事だ。2年目は、きっともっといい数字が残せるよ」と言ってもらいました。
やはり熟成が大事なシステムなんだなと思いますので、そこに向けてしっかり準備をしていくつもりです。

―オフ、どんな準備を?

例年通り、アメリカで1-2カ月ほど練習を行う予定にしています。
現地でいろんなピックアップゲームや小さなサマーリーグに参加して、コンディションをキープしつつ実戦感覚を失わないようにしながら、夏を過ごしたいと思います。

―ブースターの皆さんにメッセージをお願いします。

今季、移籍1年目でしたが、いつも温かい皆さんの応援が支えになりました。
悔しい終わり方をしたシーズンでしたが、皆さんには感謝の気持ちで一杯です。
本当にありがとうございました!
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悔しさあふれるインタビューとなりましたが、ちょっとだけこぼれた笑みをお届けします!


次回は、寺下太基選手の登場です!

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Posted by 滋賀レイクスターズat 2013年05月15日09:54Comments(0)VOICE OF LAKES

VOICE OF LAKES #14-レイ・ニクソン

VOICE OF LAKES、外国人選手後挨拶シリーズ最終回は、レイ・ニクソン選手の登場です。
シャッフル・オフェンスの心臓部であるレイを襲った3/10千葉戦での負傷。
プレイオフ京都戦もベンチスタートとなるなど、足首の捻挫は最後まで、レイのプレイに影を落とし続けました。
そのレイに、シーズンを振り返ってもらいました。

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―まずは、プレイオフの京都戦について聞かせてください。
きつい負けだった。
レギュラーシーズンの対戦では京都に勝ち越していたし、4位になってホームで戦うことができただけに、どうにか勝ちたかったんだけどね。
我々もよく戦ったとは思うが、京都のほうがいいプレイをしてきた。
フリースローもよく決められてしまった。
何か決定的な差や、致命的な差があったとは思わないが、シリーズをとおしたパフォーマンスでは、彼らのほうが上だった。


―怪我明けのプレイになりました。その影響は。

言い訳はしたくないが、ないと言えば嘘になる。
思いのほか、復帰に時間がかかってしまった。
急ピッチで慣らしたのが悪かったのか、少し左ひざにも違和感が出たりした。
もっと状態を上げてプレイオフに臨みたかったが、残念ながら時間が足りなかった。

―今季全体としてはどうでしたか?
この怪我を除いては、いいシーズンを過ごせたと思う。
それだけに、最後の結果にはがっかりしているんだ。
チームとしては、シンヤ(小川伸也)を失ったことが一番きつかった。
本当の意味で、チームの中心だからね。
もちろん、その分ヨコ(横江豊)が成長してくれたし、ワラ(藤原隆充)も途中からポイントガードのポジションをがんばってくれた。レギュラーシーズンはどうにか乗り切ったけど、プレイオフで経験豊富なポイントガードを欠いたことはやはり痛かったね。
僕の状態のこともあるけど、それ以上に「シンヤがいれば…」とついつい思ってしまうね。

―来季については。
この足をまずは完全に治すことが先だけど、自宅へ帰って、少しだけ休んだらまたリハビリやトレーニングを再開するつもりだ。
来季、滋賀に戻ってくるかどうかは、僕一人で決められることじゃない。
さまざまな事情が絡んで決まることだからね。
だが、それさえクリアになれば、個人的には滋賀に戻ってくることに何の問題もないよ。
いいコーチがいて、いいチームメイトがいて、すばらしいスタッフがいる。
そして、何よりもあれだけ愛してくれるブースターがたくさんいる、すばらしいチームなんだからね。

―そのレイクスブースターのみなさんへ、メッセージをお願いします。

滋賀に来て2シーズン目を過ごしたが、1年目よりさらに居心地よくプレイさせてもらった。
そのすべては、このすばらしいチームが存在する前提である、ブースターの皆さんのおかげだと思う。
皆さんがもたらしてくれたすべてに感謝したい。
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レイは感謝祭クルーズで見せた「THANK YOU!」を連発する謎のカーテンコールをこの日も披露。
ワラたち見送りに来た日本人選手と熱い抱擁を交わし、



「皆さんへのご挨拶を!」とリクエストするといい笑顔を見せ、自宅のあるミルウォーキーへの帰途につきました。



外国人選手のご挨拶シリーズはこれにて終了です。
次回からは日本人選手による振り返り。第1回目は、仲摩純平選手の登場です!

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Posted by 滋賀レイクスターズat 2013年05月14日18:37Comments(0)VOICE OF LAKES

VOICE OF LAKES #13-シェルトン・コルウェル

ご挨拶シリーズ3回目は、ブギー!
シェルトン・コルウェル選手の登場です。
ブギーは京都戦、他選手がスコアに苦しむ中で19点、17点をマーク。
第2戦の4Qの追い上げにも貢献し、気を吐いてくれました。
2月の加入から3カ月、あっという間のシーズンを駆け抜けたブギーに聞きました。

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―プレイオフ、京都戦を振り返ってください。
決して我々と実力差があったわけじゃない。
ただ、この2試合に限っていえば、常に主導権を握られてしまった。
オフェンスリバウンドをとられてしまったし、タフショットに追い込んだものも決められてしまった。
それに対して我々は、主導権を持ってこれるチャンスで、ことごとく得点できなかった。

―2戦目、4Qではブギー選手の踏ん張りで4点差まで追い上げたのですが…。

そうだね。
もう一息だと思ったんだけど、やはり京都の勢いのほうが強かった、ということだ。
こういうシーズンもあるし、こういうゲームもある。

―今シーズン全体を振り返っては。

前にも言ったが、僕にとってはすばらしいシーズンだった。
プレイする場所がなく、非常につらい時期を過ごしていたが、レイクスが僕を呼んでくれた。
ホームでも、アウェイでも、毎試合いつも温かい声をかけてくれたし、サインや写真撮影を求めてくれた。
感謝祭でも、ひっきりなしにみんなが声をかけてくれる。
正直に言って、ヨーロッパでプレイしていた時に、こんな歓待を受けたことはなかった。
縁あれば、来季またレイクスの一員として、今度はフルシーズンを戦ってみたい。
一年間、ブースターのみんなと一緒に戦ったら、どれだけ幸せだろうかと思うからね。

―この夏はどう過ごしますか?
まずは知人のいるウィーンに行って2週間ほど過ごして、それからニュージャージーの自宅に帰るよ。
しばらくはリフレッシュして、そこからまた体を動かそうと思う。

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ブギーはウェインと同じ便で成田へ移動、そこからウィーンへと旅立っていきました。
なので出かける前にはみんなでお見送り!
この時間が実は朝の5時半。
お見送り組の一人は、とてもそうは思えないハイテンションぶりですが(笑)




さあ、次は外国人ご挨拶シリーズファイナル、レイ・ニクソンの登場です!

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Posted by 滋賀レイクスターズat 2013年05月14日13:13Comments(0)VOICE OF LAKES

VOICE OF LAKES #12-ディオニシオ・ゴメス

外国人ご挨拶シリーズ第2回は、ニチィ!
今年はチームの大黒柱として1シーズンを過ごし、得点、リバウンドでチームトップ。
1試合36得点の球団記録を作るなど、球団史に残る外国人選手になりつつあります。
そんなニチィにとって、レイクス2年目のシーズンはどう映ったのかを語ってもらいます。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
―プレイオフの感想を。
厳しいシリーズになってしまったね。
京都はいいプレイをしてきた。
テンポをスローダウンし、ロースコアゲームを仕掛けてきた。
結果としては、彼らのペースで試合が進んでしまった。
それでもずっと接戦を戦えたし、終盤にいくつかあった、鍵になるシュートを決められれば勝てたと思うが、そのシュート決められなかったことで、負けてしまったと思うね。

―なるほど。今シーズン全体を振り返っては。

シーズンとしても厳しかった。
本当に怪我人が多く、後半戦でフルメンバーで練習できたのは最後の2週間だけだ。
それも、みんながどこかに怪我を抱えていた。
特にきつかったのはシンヤを失ったことだ。
キャプテンであり、先発ポイントガードを失った。
そして、その直後にレイを失った。
そこから、戦い方のが変わってしまったのは否めない。
でも、逆に考えれば、それだけ怪我人が出ても、僕らは3位と1勝しか変わらない4位に入った。
去年と比べても、1勝少ないだけだ。
これはすごいことだと思うし、もっと誇ってもいいことだと思う。


―プレイオフも、怪我を抱えての突入になりました。

もちろん、全員での練習が充分ではなかった。
だが、チームケミストリーは充分に高かったし、負けたのはそれが全てじゃない。
今回、このシリーズでは京都がいいプレイをし、我々ができなかった。
それだけのことなんだ。


―来季については。

もちろん戻ってきたい。
ここで2年過ごしたが、
この街と、このチームが大好きなんだ。

今季、戻ってきた理由も、それが一番大きい。
滋賀県のために、もっと勝ちたいんだ。
滋賀のみんながほしがっている有明進出を、僕もほしいし、この街のみんなのために勝ち取りたい。
去年は自分が怪我をしてプレイオフを満足に戦えず、今年は不完全燃焼に終わってしまった。
その意味でも、ぜひレイクスの一員としてこのハードルを越えたいんだ。

―最後に、みなさんにメッセージを。

皆さんが大好きだ。
僕と、レイクスを愛してくれて、本当に嬉しい。
悲しいエンディングになった日曜日の試合後、ハイタッチをするときに泣いている人がたくさんいた。
これを見て、私は複雑な気持ちになった。
まず、もちろん悲しかった。
彼らに、勝利をプレゼントできなかった。
でも、同時に嬉しさもこみあげてきた。
こんなにも、僕らを愛してくれて、サポートしてくれているんだと、知ることができたからだ。

負けて力を落とし、本当に失望した表情を見せたり、人目をはばからず心から泣くのは、真のブースターだけだ。
どんなときもチームとともに歩む、真のブースターだけが、ああいう反応を見せてくれるんだ。
ということは、我々は真のブースターを持っているということだろう?
これは嬉しいことだよ。
だから、またここに帰ってきたい。
また、大好きな皆さんに会いたいし、
皆さんのために戦いたいんだ。


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ニチィは先日、関西空港から、自宅のある米オクラホマへ帰りました。
シーズン中に生まれたお子さんとの対面を果たしていることでしょう!



次回は、ブギーの登場です!

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Posted by 滋賀レイクスターズat 2013年05月13日14:07Comments(0)VOICE OF LAKES